午後半休につき ぜんぶ北斎のしわざでした。展

午後半休シリーズ

10月に入って、いよいよ今年も残すところ3か月なわけですけど今年中に消化しないと捨てることになる有給がたんまりございまして大好きな午後半休も飛ばしてがんがん取りたい次第でございます。
先週は会社帰りに京橋で開催中の「ぜんぶ北斎のしわざでした。展」へCreative Museum Tokyoには始めてまいりました。

こんなところに美術館があるなんて知らなかった！

京橋、ほとんど来る用事が無いんだけど古き良き建物と現代が入り混じるなんとも東京らしくて美しい町並みオフィスビルは質素な感じもいたしますが街の雰囲気と相まって洗練された空気が漂います。

ミュージアムのある建物は存在自体がアートでした！階段のオブジェが近未来を予想させるようなワクワク感
ミュージアムにたどり着くまでのエレベーターもなんだか楽しいことが待っている、ワクワク感（2度目）が演出されていました。まるでアミューズメントパークのような？
今、大河ドラマで蔦屋さんの話をしているので巷でも北斎ブームですが、私の中でも大ブーム（でも大河ドラマは見ていない）
今年は北斎をフィーチャーした展示会が多くて足を運ぶのも忙しいです。今回の展示は北斎漫画をクローズアップした展示になっており大変めずらしい貴重な機会でございました。
こんな・・・劇画風？少年漫画の世界とは思わなかった。日本の漫画って手塚治虫が確立したのだと思っていたけどまさか北斎の時代からこんな明確に方向性が決まっていたのか・・・

少年ジャンプに載っていても遜色ないくらい。

すっごく現代っぽくてびっくり仰天

というか、今の漫画があるのもぜんぶ北斎のしわざだったってわけね。

絵だけではなく冊子も展示されています。
昔の人のデッサンとは思えない。モダンにさえ感じます。
人物だけでなくお魚やお花の辞典のようなイラストも

え？これ本当に北斎？かわいいんだけど～！ってなっちゃうくらい。北斎って人の才能を目の当たりにして面喰いました！
それでも王道の富岳三十六景ファンとしては百景をずらりと見られたのが感動！
センス抜群だよなー日本の象徴的な富士山をこんな風にとらえて描いてみようとよく思いついたよね？
こちらは北斎晩年の作品90歳まで長生きされ、そして絵を描き続けた人生
北斎といえば浮世絵師だとばかり思っていたから衝撃的な内容で感動しました！
でもね・・・残念なことに私ったら体調が絶不調だったのよ。このミュージアムに来る前に銀座でお蕎麦と日本酒をたしなみものすごく気分良く過ごしていたと思ったら食べてる途中から具合が悪くなって（酔っぱらったのか？）展示を見ているころは顔面蒼白のふらふら状態
せっかく面白い展示を見ているのに途中でベンチに座りこんじゃいました。
帰りに近くのCITY BAKERYで甘いものとコーヒーで落ち着きました。なんだったんでしょう？
ゆっくり見れなかったかわりにグッズ売り場で図録を買ってお家でぺらぺらめくって楽しんでます。
いつも思うけど、ミュージアムに行く目的は図録を買うことだったりする。
展示ももちろん面白いけど家でじっくりと見たいのよね。